所得税/「年収の壁」の見直し
2025/11/13
先日、こんな質問を受けました。
Q:ニュースなどで「年収の壁」の見直しについて取り上げられていますが、結局のところどうなるのですか?
A:「年収の壁」の見直しに伴い、2025年は扶養内で働く人にとって大きな転換期となります。
今回の税制改正によって、「結局のところ、年収の壁はどのように変化したのか」について確認していきましょう。
■ 改正前の「年収の壁」
税制改正前は、所得税では「103万円の壁」と「150万円の壁」の2つがありました。
1.103万円の壁「ご本人にとっての壁」
自らの給与年収が103万円を超えた場合に、本人に所得税がかかり始めるライン。
2.150万円の壁「扶養内で働くための壁」
世帯主などが「配偶者特別控除」を満額受けられる年収の上限。
■ 改正後の変更点
≪変更点≫
①「給与所得控除額」の最低保障額引上げ(55万円→65万円)
② 所得に応じた「基礎控除額」の引上げ
③ 19歳以上23歳未満を対象とする「特定親族特別控除」の創設
これにより、税制改正後の「年収の壁」は下記のように細分化されます。
【ご本人にとっての壁】
改正前:103万円➡改正後:160万円
【扶養内で働くための壁】
<配偶者> 改正前:150万円➡改正後:160万円
<大学生(19歳以上23歳未満)> 改正前:103万円➡改正後:150万円
<上記以外> 改正前:103万円➡改正後:123万円
2025年の税制改正により、「年収の壁」が大きく見直され、ますます複雑になりました。
あわせて、社会保険の壁にも注意が必要です。
自分の働き方・立場に応じて「どの壁に注意が必要か」を確認しましょう。
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