遺産分割に必要な書類について

遺産分割を行う際にはいろいろな書類が必要です。
しかし、ほとんどの方にとって遺産分割は初めての経験であることも多いため、よくわからないと感じるのではないでしょうか。
今回は、遺産分割に必要な書類について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

遺産分割に必要な書類

遺産分割の際にまず必要なのが、相続人の間で作成する「遺産分割協議書」です。
遺産分割協議書を作成する時は、単に話し合うだけではなく相続内容を正確に把握するための書類が必要です。
具体的には以下のような書類が必要と考えてください。
・被相続人や相続人の戸籍謄本
・被相続人の住民票除票
・相続人の印鑑登録証明
・遺言書（存在する場合）
・財産目録
上記の中で注意したいのが「被相続人の戸籍謄本」です。
こちらは現在の戸籍謄本だけでなく、出生時から現在まで全ての書類が必要です。
相続人が他にいないかどうかを確認するために必須ですので、手間はかかりますが必ず取得しましょう。

税理士にも相談しよう

遺産分割協議書の作成にあたっては、個別の事情に応じて追加で書類が必要になることもあります。
例えば検認を受けた場合は「検認済み証明書」、相続放棄をする方がいる場合はそれを証明する書類が必要です。

まとめ

遺産分割のためには「遺産分割協議書」が必要ですが、協議書作成のためにもいろいろな書類が必要です。
戸籍謄本や印鑑登録証明・遺言書・場合によっては相続放棄の書類なども必要です。
必要書類は個別の事例によって異なる場合がありますので、詳しくは税理士にご相談ください。
プロの力を活用して、スムーズに遺産分割を進めてくださいね。