株価対策をして相続しやすくする方法とは
2023/10/09
事業承継を予定している方は、株価対策にも興味があるのではないでしょうか。
自社株の評価額が高いと、相続税や贈与税が高くなってしまいます。
そこでこの記事では、株価対策をして相続しやすくする方法について紹介していきます。
株価対策をして相続しやすくする方法
類似業種比準価額方式での対策
類似業種比準価額方式では、類似する公開企業と比較して評価額を決める方法です。
例えば「1株当たりの配当金額」「1株当たりの利益金額」「1株当たりの純資産価額」で比較されます。
そのため、配当をなくしたり含み損が出ている資産を売却したりするのが有効です。
純資産価額方式での対策
小規模の会社であれば、純資産価額方式がおすすめです。
例えば「損失の計上」「相続税評価額が低い資産の購入」などをすると良いでしょう。
今の経営者の退職金を計上したり、不動産を購入したりするのが当てはまります。
他にも生命保険を法人契約している場合は、損金として計上すれば自社株の評価額を下げることが可能です。
会社規模の変更
株の評価は「類似業種比準価額方式」と「純資産価額方式」の2つで行われます。
ただし企業の規模が大きくなれば「類似業種比準価額方式」の比重が大きくなります。
「類似業種比準価額方式」の方が有利なケースが多いので、会社の規模を変更するのも有効です。
まとめ
株価対策をうまく活用すれば、スムーズな事業承継ができます。
当会計税理士事務所は、京都の中京区丸太町で50年以上地域に貢献してきています。
株価対策の経験や知識も豊富ですので、お客様に合ったアドバイスが可能です。
株価対策をご検討中の方は、ぜひ当事務所にお問い合わせください。